池田住宅建設TOP > メリット通信 > メリット通信2010年1月号

メリット通信2010年1月号

謹賀新年 本年もよろしくお願いいたします。

池田

エコ住宅元年!
やっと私達が取り組む省エネルギーなエコ住宅が認知されだしました。

エコポイントや長期優良住宅による優遇税制なども追い風です。
今年もやっぱり目指せ!
【ゼロエネルギー】ですね

(池田)


---------------------------------------------------------------------------

井元

とうとう体重、9?Kg・・・。
今年は10Kg減量して俊敏に?
動けるようにしたいです。

甘いものは我慢!・・・・・・
できるかな?!

(井元)


---------------------------------------------------------------------------

軒

最近、時間の経つのが速くなりました。
年のせいですかね〜?

今年の目標は、
家族の時間を大切に!
仕事の時間を大切に!
(軒)


---------------------------------------------------------------------------

藤田

今年のテーマは 
・臨機応変(仕事)     
・単純明快(仕事/プライベート)
・整理整頓(プライベート)  
 の3つです。  

(藤田)


---------------------------------------------------------------------------

横山

昨年、ヨガを始めました。
が、体が硬い!!
“体は性格を表す”?

そこで、今年は
“柔軟に”“柔軟に”
(横山)


---------------------------------------------------------------------------

抱負、
毎年そんなにかわらないのですが、
来年は、
2010年は、
ちょっと考えてることがあります。
(木場)


---------------------------------------------------------------------------

nisimura.jpg

はじめまして、工事部(大工)の
西村佳晃(にしむらよしてる)です。
池田住宅に入って早くも一年がたちました。
本当は、今月号からメリット通信に登場するはずだったのですが、
原稿ができてなくて〆切に間に合わず
「次号から」と言われて内心ホッとしています。

今年の抱負は、木工事も頑張るのは当たり前ですが、
監督としてもちゃんと出来るようにしたいです。
(西村)

---------------------------------------------------------------------------

※2008年12月から、社員大工として池田住宅のスタッフに加わった西村です。
サッカーゴールキーパー川口能活似のイケメンですが、非常にシャイな性格で、やっとメリット通信に引っ張り出す事ができました。
どうぞよろしくお願いいたします。




09/12/6(日)「ほんまに暖かいの?」OBさんに聞く住み心地冬の地熱住宅バス見学会レポート

こんにちは!藤田です!
2009年最後のイベントには、イベント初参加の方が2組、常連さん2組、お打ち合わせ中の方2組、山口県の工務店さんと、スタッフ合わせて総勢18名でお伺いさせて頂きました!

エコ住宅見学会まずは昨年8月にお引き渡しさせて頂いた西宮のH様邸に向かいます。
木格子の引戸がアクセントの外観は料亭風です。
1階では、お引き渡し前日に大変な問題の起こった寝室(メリット通信2009年9月号 軒記事 参照)や、小さいサイズの暖吉くんのある洗面脱衣室、ウォークインクローゼットにある床下点検口を覗かせて頂きました。

暑がりのH様ご主人は素足で、さらに薄着。
「さっきまで半袖だったので、これでも服を着た方なんです」とのこと(笑)
外出するときは外気温を確認してからでないと大変なことになるそうです。

エコ住宅見学会1階を隅々まで見せて頂き、2階に上がります。
H様のお宅は2階リビングで、キッチンカウンターには土佐で選んだヤナセ杉の1枚板と、リビングには100インチのスクリーンが!
「ちょっとだけ、サウンドを聞かせてもらって良いですか?」というリクエストに快くOKして頂き、ホームシアターに夢中になっている男性陣と、一方で女性陣はキッチンで話が盛り上がっているのが、かなり対照的でした。

このとき、新型の地熱コントローラーを見てみると、外気が11.7℃、床下が19℃、リビングが23.7℃でした!
さすがに2階は大人数でワイワイしていたので少し上がっていたようです。

H様にお礼を言い、午後からは奈良に向かいます。
OB様邸見学会の2回に1回はお邪魔させて頂いてるS様邸は、一昨年の6月にお引き渡しさせて頂いたので、1年半生活されています。
毎回屋根裏の機械室を見せて頂くのですが、普段は使うことのない荷物を入れるはずの屋根裏も、いつも綺麗なんです。
S様、池田住宅のために荷物を詰め込めない状態なのだと思います。。。
すみません。

S様邸の水回りの床は杉無垢ではなく楢無垢で仕上げています。
皆さんには足触りの違いだけでなく、杉と楢の温度差は1℃前後だったにもかかわらず、足裏に伝わる体感温度の違いに驚かれていました。
ちなみに、赤外線温度計で測定してみると、床下は19℃前後、室内の床、壁は18℃前後という結果。
体感温度は室温と輻射熱に影響されるので、安定しているのが分かります。

エコ住宅見学会一通り見学して頂いた後はおやつとお茶を頂きながらの座談会です(笑)
太陽光発電のお話や、OMソーラーと悩んだ時の決め手などをお話して頂きました。
地熱住宅をオススメしている池田住宅ですが、スタッフは誰も地熱住宅で暮らしていないので、OB様のご感想は毎回勉強になります。

最後には池田住宅の営業力の話になり、的確なアドバイスをして頂けました(笑)
空気の読めない小心者の集団ですみません・・・
H様、S様ありがとうございました!
ご参加して頂いた皆様、お疲れ様でした!




池田

「寒くないんですか?」


 明けまして、おめでとうございます池田です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末の話になりますが、いつもながらのバタバタムードの中、昨年中にお引き渡しをした地熱住宅の2組のOB様を訪問してきました!

建物をお引き渡しをするまでは、打ち合わせ等かなりの頻度でお会いしていたお客様とも、お引き渡し後は当たり前なんですが、どうしてもお会いする機会が減ってしまいます。
ですから、たった半年振りでも、なんだか懐かしい気持ちになってしまいます。

左が新型コントローラーの
モニターです。
左が新型コントローラーのモニターです。
訪問の目的は地熱住宅の心臓部とも言えるコントローラーが新型化されてから何度か行われているプログラムのアップデートです。

新型コントローラーは、インターネットを利用してデータ収集できますので、以前に比べると異常気象や天候不良が続く時期にでも、対応が早くでき非常に便利になりました。
と同時に、簡単にいろんなデータが取得できるようになると、今まで気付けなかった事がいろいろと見えてきます。

例えば、効率的な建物の向きや窓の位置・大きさなどなど・・・ 
知ってしまうと何とかしたくなる性分です。
さらに良いものを求めたいと考えると、常に検証と改善が必要になってきます。
「これで完璧!」と終わりが見える事もなく、毎回何らかの進化をさせたくなります。

仕事の効率化を目的に積極的に活用しているITですが、そんな性格が災いし、簡素化どころか、さらにバタバタ忙しくなっている事にようやく気付き頭が痛いんですが、でも楽しいんですよね、これが・・・。

お〜まずい! 年明け早々、私の愚痴から入るところでした。(笑) 
1年の初めからこんな気持ちではダメですね!モチベーションあげて頑張らねば・・・。

お待たせしました。やっと本題です。
プログラムのバージョンアップに伺ったのが、12/12(土)でそろそろ冬を本格的に感じられるような季節でしたが、最初に訪問したOB様(A様)は、なんと!“裸足”。
いくら地熱住宅が外気の影響を受けにくいと言っても、室内温度は20度前後ですから、寒そうな感じがするんです。

実際私は、スリッパこそ履いてはいませんでしたが、靴下だけではなんだか少し肌寒い気がしましたので、
  
私  「裸足で寒くないですか?」 
A様 「皆さん、同じように言われますが、寒くないですよ。」
私  「奥さん暑がりですか?」
A様 「別に暑がりでも、寒がりでもないと思うんですが・・・」
   「この家に住むようになって、冬が寒いと思わなくなってきたみたいなの。
   子供も同じみたいで、外出して、あまりの寒さに一旦家に戻り、服を着こんで出かけるって事をしてるみたいだし・・・。」
私  「う〜ん、 しかし私にはそこまで暖かいという感じはしないけど・・・?」

なんだかんだとお話をしながら、ふと時計を見ると既に2時間近く・・・
  
「いかんいかん またまた話に夢中になってしまった。」
と自らのおしゃべりを反省しながら、2件目のOB様(H様)を訪問すると、なんとこちらのご主人も“裸足”、それに上着もなんだか初秋のような恰好でお出迎え頂きました。

見学会でお邪魔した時も
裸足でおられたH様。
見学会でお邪魔した時も
裸足でおられたH様。
私  「足寒くないんですか〜?」
H様 「全然、全く、寒くないです。」
私  「ご主人!暑がりですよね?!」
H様 「ええ、そうなんです。
    私にとっては、この冬は、ず〜っと裸足になりそうです。」
私  「さっき訪問してきたOBさんも裸足だったんですが、
    部屋が極端に暖かいわけでもないでしょう?
    日中でなんとか20度ぐらいでしょう? 
    それなのに裸足はどうかな? と思うんですが・・・」
H様 「う〜ん 大丈夫みたいです・・・」
私  「確かに地熱住宅は、夏や冬など厳しい季節こそ有難く思えるし、
    快適だとは思うけど・・・
    裸足が普通とは・・・???」

いろいろお話を聞いていると、共通することがあるのに気付きました。
『冬は寒い!』って感覚ではなく、『暖かくはないけど、寒くない!』って感覚のようです。

だからその感覚に慣れていない私が訪問すると、何かちょっと肌寒い? って感じなので、裸足が何か
不自然に感じたのですが、2組のOBさんにとっては、極めて普通・・・って感じなのかもしれません。

そう言えば、いつもバス見学会でお世話になっているS様も仰ってたな〜
『夏は涼しくないけど暑くはなくて、冬は暖かくはないけど寒くもない。』
きっとそういう事なんだろう・・・。

これだけ積極的に地熱住宅をお薦めしている私達ですが、実はスタッフ誰も地熱住宅に住んでいなくて、理論面はともかく、感覚面は知ったかぶりをしてお話しますが、正直OB施主様からの聞きかじりで、実際のところよく分からないんです。(苦笑)

なんとも説得力のないメンバーなので皆さまに申し訳ないと常日頃から思っております。

ただ、その為にバス見学会で、2か月に一度は地熱住宅OB様宅を訪問させて頂いて、実際にお住いになって毎日体感されている施主様自らのご感想をお話して頂いておりますので、私達を信じずに(笑)イベントにご参加頂くように、お願いしております。

ちなみに、次のバス見学会【厳冬の地熱住宅を体感する!!】は2月21日(日)の開催ですので、是非とも一度は体感し、経験者のお話を聞いてみてください。

また、私達の建てる住宅は、次世代省エネ基準をクリアしておりますので、“住宅版エコポイント”や
“長期優良住宅”と呼ばれる、優遇減税には対応しておりますので、ご心配なく!

池田




特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)

太陽光発電を設置した、地熱住宅の電気料金


 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。現場監督の軒です。
温暖化って言われていますが、当たり前に冬は寒いですね。いや〜ホント寒い。
『暖吉くんほしいな〜』『でも工事さんとあかんしな〜』『でもほしいな〜』
(先月も言ってました。しつこくてすみません。)

さてさて、今回は去年の秋に地熱住宅に太陽光発電を設置して頂いたS様の電気料金についてです。
1年半前のお引渡以来ずっと電気料金表を作ってくれているS様。
地熱住宅に太陽光発電を載せた後の料金も頂きました。

太陽光発電の設置はS様宅が初めてでしたので、実際設置してみて、どの位発電するか?
地熱住宅では電気料金はどの位になるか?
省エネ住宅を建てている私たちはすごく気になっていました。

太陽光発電のモニター。
太陽光発電のモニター。
その時の発電量と消費電力量や売電
している電力量などが表示されます。
現在の売電の仕組みは、昼間発電しながら電気を自宅で使用します。
自宅で使用しきれない位発電をしていたら、余った電気を電気会社(関西電力)に買ってもらいます。
こんな感じです。
(この買い取ってくれる料金が1Kwh=24円から、去年の11月に1Kwh=48円なりました。)

本当は、発電した全ての電気をためこみ、夜間に使えたら良いとは思うんですが、当然ながら夜間は太陽が出ていなく発電しないので電力会社(関西電力)から電気を買わないといけないんです。

将来的には電気を蓄電できるようになってくかもしれませんが、今はなかなかそうはいかないようです。

では、発電した電気を買い取ってくれる売電が、2倍の48円になった11/20〜12/17の1月分の電気料金をご紹介いさせてもらいます。

≪S様邸仕様≫ ○木造2階建て地熱住宅・床面積約36坪・オール電化住宅
           ○太陽光発電(4.28kシステム)・南向き設置・屋根勾配5寸(26.5度)

【11月20日〜12月17日】
消費電力(1か月に消費している電気量)  789Kwh
発電電力(1か月に発電している電気量)  265Kwh
買電(関西電力から買った電気量)    711Kwh=¥6.825
売電(関西電力に売った電気量)     187Kwh=¥8976(187Kwh×¥48)
差額収入(売電−買電)         1851円(¥8976−¥6.825)

冬場で日照時間が短いので、発電量も少ないこの時期に、支出よりも収入の方が上回っています。
これは、すごくうれしい事ですね。
暖房費が今よりもかかってくる1月、2月がどうなるか今から楽しみです。

※S様、電気料金をメリット通信に掲載する事を御了承下さりありがとうございます。
 今月、また温湿度データー取りにお伺いさせて頂きます。また地熱住宅住み心地話聞かせてください。





野球大好き・力じまんの現場監督 井元
野球大好き・力じまんの現場監督 井元

上棟しました!!



西宮市のN様邸が、先日、上棟しました。
木造3階建て、外張り断熱です。3階建ては、都市部の狭小地に建つ事が多いのですが、今回の場合もスムーズに上棟するには、かなり厳しい状況でした。

1001-07.jpg
・ 敷地いっぱいに建物を建てるためレッカー車を道路設置しなければならない。
・ レッカー車を道路に設置すると車の通行が出来ない。
・ 上空に電線が沢山あり、レッカー車を思うように使うことが出来ない。
・ 搬入材料を置く場所がほとんどない。       などなど・・・です。

近隣の方々には、道路を使用することやレッカー車を設置する前に車を移動して頂くなど、快くご協力して頂き、無事上棟工事を進めることが出来ました。

レッカー車や構造材などで道路をふさいでしまっています・・・。
人が通行するのがやっとの状況です。

1001-08.jpgプラスチック製の丸い物は、ゆるみ止め専用の座金で、タイトニックという商品です。
木材は乾燥すると収縮するので、ボルトが緩まないように中にバネが入っています。
通常の座金の20倍近くの価格がしますが、構造上、重要な部分ですので使用するようにしています。

1001-09.jpg
すごい数の梁ですね。
3階建ての場合、構造的に多くなることが多いです。

1001-10.jpg


レッカー車が使えないところは大工さんが人力で梁組をします。
市街地の場合、こういう状況が多くなります。


1001-11.jpg


北側の屋根勾配はなんと12、5寸です。
10寸勾配で角度45度ですからいったい何度になるんでしょうか!?
屋根というより絶壁という感じです・・・。


工事中は騒音やほこり、通行の妨げなど、近隣の方々には本当にご迷惑をおかけしているのだと、ご協力なしには工事をすることが出来ないのだと、再認識することが出来た1日でした。

竣工までの数ヶ月間、最後まで気を引き締めて頑張りたいと思います!




藤田藤田

かしつ


明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します。
突然ですが、冬になると気になるのが乾燥。
ハンドクリームが手放せなくなり、唇の乾燥、かかとのひび割れ、バチバチの静電気、ウィルスの繁殖、などなど至るところに影響が出てきます・・・

そんな乾燥の対策として、洗濯物を室内に干したり、加湿器を使ったりが上げられると思います。
冬になると毎年「今年こそ加湿器買おぅ!」と思うのですが、どれにしようか?決めかねているうちに冬が終わってしまいます(汗)一般的な加湿器の主な特徴を上げてみると。。。

加熱式加湿器:ヒーターで水を加熱し、沸騰させて蒸気に変える方式。
       やかんでお湯を沸かすのと同じ原理。短時間で湿度を上げたい場合には有効。
  ○加湿のパワーは高く即効性がある
  ○水をいったん加熱するので衛生的(×吹きだし口が熱くなる)
  ×消費電力が他に比較すると大きい(200W〜500W程度)
  ×ミネラル分がお湯を沸かす部分に残るので、掃除が必要
   (ただし、フィルターを搭載してこれを防ぐ仕組みも出ている)

気化式加湿器:水を含んだフィルターにファンで風を送り気化させる方式。洗濯物を乾かしたり、
       ホテルで水に濡らしたバスタオルを使い加湿する方法などが近いイメージ。
  ○ヒーターを使用していないので、吹きだし口が熱くならない
  ○送風のみなので消費電力が少ない(15W〜30W程度)
  ×加湿パワーは弱めで急速に加湿をすることはできない
  ×原則、加湿フィルターの交換または手入れが必要
   (交換不要・メンテナンス不要など新しいフィルターやディスク式もあります)

超音波加湿器:水に超音波を当てることで微粒子にし、それをファンで送りだす方式。
       霧吹きのようなイメージ。
  ○消費電力が少なく、加湿能力も高い(熱を使わない)
  ○小型でデザイン性が高いものが多い
  ×タンク内の水を衛生的に保たないと、吹きだす蒸気に雑菌が混ざりやすい
  ×水分中のカルキも空中に放出されるので、乾燥したときタンク内に白いものが残ることもある

超音波式の加湿器はおしゃれなものが多いのですが、【加湿器病】が気になります。
加熱式の加湿器は、加熱により大部分の微生物は死滅させ、水蒸気として加湿するため、微生物をまき散らすことがなく加湿器病の危険性は低いです。
ただ、吹き出し口の温度が気になります。
気化式のものは大粒子を飛ばす構造になっていないので、同様に加湿器病の危険性は低いようです。
加熱しないので熱傷の危険性もありません。が、加熱式に比べると加湿する力が弱いです。

池田住宅がOBさんたちにオススメしているのは気化式のものです。
高気密高断熱住宅では、結露する可能性が高い加熱式加湿器はNGなのです。
(ちなみに暖房のためのガスファンヒーターなど、空気の燃焼から結露の原因になるのでNG)

また、ハイブリット式の加湿器は加熱式と気化式の特徴を併せ持った商品なので、特に乾燥が気になる方はこちらも良いかもしれません。自動で調節してくれるのは嬉しい機能ですね!
私は空気清浄機付きの加湿器が欲しくて悩んでいるのですが・・・
お値段がちょっと嬉しくないです(泣)



設計アシスタント 木場
設計アシスタント 木場

―○さりげなさ、存在感もあり。―


朝、冬特有の薄い白い空で、よう晴れてんのに、晴れてるからこそ寒い、という仕組。
事務所に一番乗りをしてさむいさむい、これはきっとこの冬一番の冷え込み、
というあれです。でもこの冷え切ったシャッターだけ開けたらなか入ったら、
「暖吉くん」がいるのでぽかぽか、というのともこれまたちょっと違うのですが快適です。

リビングに一台あれば、半パンTシャツ一枚で過ごせます、とはさすがにこの時期、
地熱住宅のような高気密高断熱の住宅であればまた別ですが、
やはり個々の住宅の断熱性能による部分が大きいので、お約束は出来ません。
けれども、寒くて着込んでお相撲さんか雪だるま、みたいなこともないのでないかと思います。
輻射熱が空間全体にひろがってるのだと思います、顔と足元の温度差も測ってませんが小さいです、
気になりません、ですがデメリットもあり、大きさです、外観見た目が大きいです。
対応サイズによっては長さもあります長いです。総じて重量あるので床補強も必須です。

―蓄熱体の、おそらく鉄分を含んだレンガ状の、そのレンガの重みの総体です。1個持ってみると見た目以上に重いです、ワット数、蓄熱量の違いはこのレンガの個数の違いで、レンガたくさん詰めるようどんどん長くなるのです、とこういうとこ、見た目が能力、というのわかりやすくていいなあ、と思います。―

片付けられるものではないです据付です、移動不可です。夏でも使わない時期でも出しっぱなしで、
(カウンター下に設置、やルーバーなどでカモフラージュさせることは可能です。)
ランニングコスト、電気代につきましても、オール電化の割引やマイコン割引などももちろんありますが、
使い方によっては必ずしもコストの面だけ比べると、絶対お得安いです、とも言えません。

良い点はやはり、エアコンだとかファンヒーターのような丸みをもった、
もわっとした温風が、部屋中を一方的に温めてまわるのでないので、
顔に風、みたいな温風ストレスもなく、輻射熱の自然な温みが全体包みます、
そこ一番の魅力だと思います。池田住宅の事務所にも、ここに、一台あるだけでも全然違います。
いいです、これにしてから冬、エアコン使うこともほとんどなくなりました。

外断熱工法で建てられたお家や、もちろん地熱住宅などの高気密高断熱の住宅においてはとくに、
一階に設置すれば「暖吉くん」が上の階にも影響します、温かです。
ほんとは吹抜あればなお効率良いと思います。また燃焼による水蒸気を発生させない、
というのも他のいくつかの暖房器具との違いです。結露の原因をひとつ減らすことにもなります。
それは家の寿命を縮める原因のひとつ、を減らす、ということにもなりますね。

実際にお問い合わせい頂いてからの工期につきましては、
この輻射熱を体感していただけるまでの日数に関しましては、おおよその目安ではありますが、
申し訳ありません1週間程度とお考えください、とそうお答えさせて頂いています。
やはり重量のあるものですので、設置を検討されているお部屋の、
床材、床下、また間取りなども確認させて頂き、
それに応じた施工方法を検討、御相談させていただく必要があるためです。

一般的な暖房器具のような手軽さはないですが、ぽんっ、と買い換える、ようなものではないですが、
何気ない気にならない主張してこない、あっ点いてたんっ?そういえば上着るの忘れてた。
という何気なさがあり。また、あけまして1月、と2月とくに寒くなる時期、寒さの勢い上乗せされる、
重みも感じる寒さ、さぶさ、「暖吉くん」は底冷えにも動じません、でんとしてます。

「暖吉くん」というのは北海道電機の取り扱っている蓄熱暖房器です。
深夜電力で内部のレンガ部を熱して蓄熱させて、日中それを自然放熱させることで、輻射熱により、
部屋、空間大きく温めます、という暖房器具です。もっときちんとしたちゃんとした内容、
説明に関しましては、そこはやはり現場担当・軒(のき)までお電話頂ければ、と思います。
そういえば以前のメリット通信にも、軒さんが、蓄暖について何回か書いていました。
実は軒はこれをひどく気に入っているそうで、いいなあスペースあったら家にも付けたい、
と口癖のように言っています。また一度現物見てみたい、という方は是非、当事務所までお越しください。




横山横山

1階リビング派? 2階リビング派?


1001-12.jpg 昨年12月にお引き渡しをしたY様邸の1階リビング北側の大きな窓から見える景色です。
ここは、伊丹市稲野町にある御願塚古墳のすぐ南側。
見えているのは、古墳の緑です。

ブロック塀の向こう側には、古墳の周囲を囲む堀があり、右の写真のようにカモが泳いでいます。
カメも甲羅干しをしていたり、桜の木もあり、来春が楽しみとY様。
阪急稲野駅から歩いて3分とは思えない別世界です。

ここは、昨年のメリット通信11月号でお知らせした弊社分譲地です。
いち早く竣工したY様邸から景色の再確認をさせて頂きました。
こんな風に景色をお借りできると、駅近などの立地条件もさることながら、得をした気分になります。
土地選びの決め手が「ロケーションでした!」と仰るお客さまは結構多いのです。

1001-13.jpgそこで悩むのが、「この景色をどこから眺めるか?」Y様は、お子さんが小さいのと、年をとってからを考えて1階リビングから眺める選択をされました。

選択の中で悩む要素が、この土地にはもう一つあります。
この素敵な借景、実は敷地の北側にあります。
敷地は南向きなので、採光などを考えてリビングは南に持ってくるのがまず一般的です。

南側からの採光と北側の借景どちらも欲しいのですが、敷地の間口(前面の幅)が大きくないので、どちらかを選択しなければいけません。
Y様は迷わず借景を優先されました。
リビングを北側に大きくとり、南側にはキッチンや普通は北側にあることの多い風呂などの水回りを配置しました。

1001-14.jpg 実は、池田住宅のスタッフも借景大好きで、地熱住宅第1号として活躍してくれた猪名川町白金にあったモデルハウスも、左写真の借景のために大きな窓を2階リビング北側に造ってしまいました。

そうなんです。
この景色も、北側にあり、「南にあればいいのにね〜」という声は聞こえましたが、この景色が南にあれば、土地の価格は跳ね上がってしまいます。

でもやはり北側ガラスからの冷え込はきつく、地熱住宅モデルハウスとしては確かに掟破りで、お客様にお薦め出来ない例を造ってしまいましたが、このローケーションは何物にも替え難く、現在お住まいのH様もとても気に入っていただいています。

この借景を見た時に皆2階リビングに賛成しました。
と言うのも1階から山の木は見えますが、山の起伏が見えないのです。
この山は右に下って大きく空間が抜けていてとても気持ちが良いのです。
それを見たかったのと、家の周りの遊歩道を散歩する人の視線をかわすために2階リビングを選択しました。

1001-15.jpg道路を行く人の視線をかわしたり、明るいリビングにしたりという点での2階リビングは、都市部では特に多く、池田住宅でも最近2階リビングが増えています。
ただ、食品などの搬入や家事動線を考えると、1階リビングよりも階段の上り下りの回数は増えるかもしれません。

B号地を契約頂き、現在間取りお打ち合わせ中のM様もここが悩みどころで、とても悩んでいらっしゃいます。
「借景を優先なら2階、家事動線優先なら1階」M様の場合この景色がなければ1階で決まりでしょうが、何せ2階からの眺めは右の写真なんですよね〜。

悩ましいですね、M様!!

池田住宅建設TOP > メリット通信 > メリット通信2010年1月号