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05/11/20(日) 第35回『失敗しない家づくり勉強会  建築中の建物で構造を学ぼう!編』レポート

構造を学ぼう!
今回は、特に「断熱」「結露」のお話を中心にご説明させていただきました。

結露といえば、窓に水滴がついている状態をイメージする方が多いのではないでしょうか?
実はわたしも、ついこの間まで、住宅の結露って窓だけの問題だと思っていました…。

でも、本当に一番怖いのは「壁体内結露」(へきたいないけつろ)なのだそうです。なんだか難しそうな言葉ですが、要は、壁の内部で起きてしまう結露のことです。

近頃すっかり寒くなってたせいで、わたしの家(マンションです)でも結露が発生してきました。うちでは、一番寒い季節には窓がビチャビチャになってしまうくらい結露しているのですが、それと同じ事が壁のなかでも起こっているとしたら…。

まだ窓なら拭いて対処できますが、壁の中ではそうもいきません。
見えない部分ですから、余計に不安です。

壁体内結露って、実際はどんな状態になってしまうのか?
リフォーム現場で実物を見る機会のある池田が、体験談を交えてお話しました。
壁体内結露
←この写真が、壁体内結露によってカビの生えた断熱材です。

これが柱や梁を腐らせて、家の寿命を縮める原因になることもあります。
もともと日本は高温多湿なので、気候に適した断熱方法を使わなければ結露を防ぐことができなくなります。

ですが、断熱方法にもたくさんの種類があります。
それぞれの会社が、それぞれの断熱方法のメリットを伝えるので、勉強熱心な方ほど結局何がいいのかわからない状態に陥ってしまうようです。たくさんの会社を回られる方も多いようで、池田へのするどい質問が絶えませんでした。

結局、どんな方法にもメリット・デメリットがあります。それをきちんと分かった上で一番適したものを選択することが大切なんですね・・・。今回は、実物をみながらだったので分かりやすかったのでは?


勉強会の最後は、自由に現場をご覧頂いて随時質問をお受けしました。
私にも質問をしてくださったんですが、途中で自信がない部分が出てきてしまいました。

うーん、確かこうだったはずだけど・・・?

自信のない答えをお客さまにしてしまってはいけない・・・!と、「小谷さーーーーん!」とSOS。いつか、自信を持ってお答えできるよう勉強していこうと新たに思った一日でした。



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