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現場を見に行きました。2

真壁のときの床納まり
大体の進捗状況の写真は撮り終わり、「何か他にお伝えできるポイントはないかな…」とキョロキョロしてたら、見つけました!

床材と柱の取り合い部分です。柱を少し欠いて、床材(無垢杉)を納めています。「これは何やろう…」と考えていたら、小川さんが教えてくださいました。

この住宅は『真壁造り』になっているからなのだそうです。

どうして真壁なら、こういう施工にするんでしょうか???
(*『真壁造り』とは柱をみせた仕上がりにする造りのことです。昔ながらの和室などは、皆、真壁です。逆に柱がみえない仕上がりは『大壁造り』といいます。洋風の家は、大壁になっていることが多いようです。)

言葉で説明するとややこしいので、図解で説明します。これは柱と床の断面図ですが、ふつうに床を張ったらスキマができてしまいます。
図解1
池田住宅では床に無垢材を使っています。生きて呼吸をしている木なので、よく使われている「フローリング」より収縮しやすいのです。
大壁ならスキマができていても、柱の上にボードを張っているので影響はありません。ですが、真壁の場合は完全に見えてしまいます。
図解2
←そこで、このように施工してスキマが出来るのを防ぎます。なるほど…!

真壁にすると、このような細かな作業が必要になってくるのだそうです。
「手間がかかるけど、やりがいのある仕事やで」とおっしゃってました。
熱意ある言葉になんだかわたしがうれしくなってしまいました。
現場の大工さんの仕事の良し悪しで、家の良し悪しが決まってくる部分ってあると思います。良い大工さんに仕事してもらって良い家ができるのだなあと思いました。
また現場を見に行きます!次の進捗報告が楽しみです。

あ、あと「メガネしてへんから、誰か分からんかったわ」って言われました。どうやら皆さんに、『メガネの子』として覚えられてるようです。

・:*:・'★.。・:*:・'☆大工さんってめちゃかっこいいです。それは明日…*・:*:・'★.。・:*・'☆



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