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『10年保証』

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先週の一級建築士模擬試験より引き続き、学科2『法規』より・・・一問。

Q3<住宅の新築工事の請負契約においては、請負人は、その契約の時から10年間、住宅の構造耐力上主要な部分等の隠れた瑕疵(かし)について担保の責任を負う> ○か×か?

正解は×。

『住宅の品質確保の促進等に関する法律』(品確法)第87条によると、

住宅を新築する建設工事の請負契約(以下「住宅新築請負契約」という。)においては、請負人は、注文者に引き渡した時から十年間、「住宅の構造耐力上主要な部分等」の瑕疵について、民法第六百三十四条第一項及び第二項前段に規定する担保の責任を負う。

つまり、<契約の日から10年>ではなく、<引渡しの日から10年>ということですね。

まぁ契約してから工事が始まるわけで、契約の日から10年とかにしちゃうと工事期間まで保証期間に含まれてしまいます。

ですから当然と言えば当然ですね。


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June 6, 2005 9:33 AM

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