池田住宅建設TOP >  設計部のブログ >  家づくり専門用語辞典 >  『胴差(どうざし)』


『胴差(どうざし)』

こちらをクリックしてランキングアップにご協力下さい!

国産杉材の上棟工事風景『胴差(どうざし)』は、2階の床を支える梁のうち、外周部分に配置されるもののことを指します。

ちなみに2階床を支えるその他の梁は総じて『床梁』と呼ばれます。

外周部なので当然外壁を支える必要もありますし、筋交いなどの耐力壁が配
置されることも多いことから重要な部材です。

樹種はベイマツや桧・杉など、金物工法では集成材等が使われるが多いです。

通し柱から通し柱の間に渡され、通し柱の側面に刺さるような形で連結されます。

写真は国産の杉材を使った現場で、胴差を柱の上に載せているところ。胴差には幅120mm×高さ240mmの材料を使っています。

外周部には柱が多くなることが多いので、梁の断面としてはそんなに大きくなりませんが、リビング上部の床梁など、柱間の距離が長い割に上階に荷重が掛かる部分では断面寸法は大きくなります。


こちらをクリックしてランキングご協力お願いします!

June 22, 2005 7:00 AM

HOME