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『壁倍率(かべばいりつ)』

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『壁倍率(かべばいりつ)』とは、筋交いを取り付けることによってその壁が通常の壁の何倍の効果を持つかってことを示した数字で、『壁倍率2倍』なんてふうに表されます。

その壁倍率を表したのが次の表です。

<壁倍率表>
壁倍率表


表を見てもらうとわかるとおり、単純に『たすき掛け』の筋交いは『けさ掛け』筋交いの2倍の壁倍率ということになります。

また筋交いと構造用合板を併用した場合は、壁倍率を合計することができます。

ただし、この壁倍率の上限は5.0倍とされています。


ちなみに建築基準法では、木造二階建ては構造計算の義務付けはなく、この壁倍率を利用した壁量チェックのみとなっています。

ただし、この壁量チェックはあくまで『目安』に過ぎませんので、地震に強い家を建てるためには必ず構造計算をされる事をお勧めしています。


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July 19, 2005 7:00 AM

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