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泣く泣く『展望風呂』をあきらめる


さて、意気揚々次のプランを考え始めたんですが、ここで思わぬ落とし穴にはまり込んでしまいました。

北側にテラスを取り、そこをリビング・浴室両方から繋げようとすると、2階がめちゃくちゃ大きくなるんです。

そこでいろいろやりくりして2階面積を小さくしようとすると、今度は家の面積の割にリビングめちゃ狭い〜
う〜ん・・・ここで思考が完全に停止してしまいました・・・

と、ここで僕がハマり込んでいたのは2階リビングプランの場合によく陥る『1階と2階のボリュームの違い』という問題。

導線的に考えると、LDKと洗面・フロなどの水廻りは同一フロアにあった方が便利です。そこで2階リビングの場合も2階に水廻りを配置しようとすると、


1階:玄関・主寝室・子供室

2階:LDK・和室・洗面・フロ・バルコニー


という配置になり、明らかに2階に必要なものが多くなりすぎます。

このバランスを取ろうとすると、大きい家の割にリビングが狭くなったり、逆に子供室や寝室が異常に大きくなったりしてしまうんです。


今回は北東側の眺望をリビングと浴室両方から眺めるための『デッキテラス』を取る、という考えがあったために、余計に2階がデカクなっていました・・・

これが『地熱住宅』でなければもっと大胆なプランも考えられたんですが、とにかく今回は家の形状をややこしくして熱損失の大きな家にしてしまうと意味がなくなってしまうので、泣く泣く『展望風呂』をあきらめ、洗面・フロなどの水廻りを1階に移動することにしました。


今度は考え方をガラッと変えて・・・

●2階の眺望のいい部分にはリビング・ダイニングを。
●お風呂は1階に持っていくけど、敷地の広さを利用して『露天風呂』のような雰囲気に。

これを第2案のコンセプトにしてもう一度プランニングすることにしました。





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