地業工事
地盤調査の結果は良好。かなり硬い地盤であるようです。
地盤改良工事は必要なし、との調査結果が出たので、さっそく基礎工事に入ります。
まずは重機を使って地盤を平らにならしていきます。地盤調査の時にうっそうと茂っていた雑草もなくなりすっきりしました。
次に建物の位置を正確に出していきます。
通常は『遣り方(やりかた)』という基準の木を立てて、そこに糸を張って建物の位置を出すんですが、これが結構手間が掛かり、しかも工事中にずれたりしてしまうんです。
そこで機械大好き池田住宅では『光波測距儀(こうはそっきょぎ)』という機械を使って建物の正確な位置を出します。
←左の写真が『光波測距儀(こうはそっきょぎ)』
ちなみにこの機械、『プロの測量士さん』の使うもので、100万円ぐらいします。
未だに光波測距儀を持っている工務店さんには会ったことがありません。
建物の配置を座標点で出してくれるので、狂いがなく、とても正確なのがメリット。
地面に『割栗石(わりぐりいし)』というこぶし大の石を敷き詰め、上から転圧した後、『防湿シート』を敷き詰めます。
このシートは、ビニールハウスなどの農業用にも使われているポリエチレンフィルムで、地面からの湿気が床下に上がってくるのを防いでくれます。
意味あるの?って思われるかも知れませんが、ちょっとしたらすぐに湿気でボトボトになるぐらい、地面からの湿気って凄いんですよ。
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