基礎工事その1
いよいよ基礎の工事に入っていきます。まずは防湿シートの上に『捨てコンクリート(略して捨てコン)』を打設。
”捨て”ってあまりいい響きではないんですけど、構造とか強度を求めるものではなくて、基礎の正しい位置を正確に出すためのいわば下地なんです。
んっ?奥のほうに白い物体が積まれてますね。あの物体の正体は後ほど。
さて、捨てコンに基礎の配置の基準となる『墨(すみ)』を出して、それに合わせて『型枠(かたわく)』を立てていきます。
型枠はまさにプリンやゼリーを固める際の『型』みたいなものですね。柔らかいコンクリートが硬化するまでその形状を保ってくれるわけです。
ちなみにこの型枠は外周部から建て始めていきます。
おっと、ここで先ほどチラッと見えていた白い物体の登場です。これの正体は『断熱材』なのです。
地熱住宅では、基礎の立ち上がりの外側に断熱材を配置した『基礎外側断熱』なので、型枠の内側にこの白い断熱材を立てていきます。
つまりこの断熱材を型枠にして、基礎のコンクリートを打設することになります。
ちなみにこの断熱材は『パフォームガード』といいまして、シロアリを寄せ付けないための処理がされている基礎断熱専用の断熱材です。
商品に貼ってあったシールを拡大してみました。
おぉ、いかにもシロアリさんが嫌がりそうなマークがついてます(笑)
ちなみに今回の地熱住宅ではこのパフォームガードの60ミリ厚のものを使っています。
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