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大工さん大活躍!米杉材の玄関ドア取り付け

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今回は玄関ドアの施工です。通常のドアと違って造り付けのドアは枠との納まり等、考えることが多くて大変です。ですがこれだけで雰囲気がずいぶんかわります。

大工さんの小川さん。米杉ドア相手に格闘中。
今回の住宅では玄関ドアを既成品ではなく建具屋さんの造り付けドアとしています。

既製品のドアと違い、手作りの造作ドアはどうしてもスキマが出来やすくなります。高気密化を図らなければいけない地熱住宅では『ご法度』とも言えるところなんですが、ここは設計小谷の譲れないポイントだったようです。

そこで、どうすれば造り付けドアで気密化が図れるかを建具屋さん、小谷を交えて色々試行錯誤しました。

←写真は小川さんが現場でドアハンドルを取り付けているところです。


材料には耐久性のある『米杉(ウエスタンレッドシダー)』を使い、少しでもスキマを小さくするため、戸当たりのゴムパッキンを通常より大きめのものにしました。
また、ハンドルも防音室に使われているようなドアをしっかり引き寄せるタイプのものを使い、気密性を確保するように工夫してみました。

ガラスのないフラットな面状になっていますが、採光は上部のランマ(気密、断熱、防犯を考えて防犯ペアガラスを入れて隙間はコーキングします)だけで取れるようになっています。

ドア本体にペアガラスを入れるとドアが分厚くなりますし、施工も大変になりますからね。

下が枠にドアを取り付けたところです↓
米杉製特注ドア。こちらは閉まっているところ。米杉製特注ドア。こちらは開いているところ。

(左)
閉まっているところ。

(右)
開いているところ。



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