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地熱住宅 換気システムダクト工事

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換気システム編その2.今回は各部屋の排気を行う換気システムと、新鮮な空気を取り入れる給気口の施工です。スペースを確保するのに結構苦労しました。

2階のパイプスペースから伸びる無数の換気ダクト。これを取り回すのに結構苦労しました・・・
もうひとつ、僕の頭を悩ませたのが各部屋を換気するダクトです。

地熱住宅ではセントラル換気による第3種換気方式なので、小屋裏に設置した1台のファンから各部屋に写真のようなダクトを送らないといけないんです。
これが各部屋の排気を計画的にするようになっています。

設計段階でこのダクトを通すための空間を1階天井に取ってくれてはいるんですが、それでも現場では入らない部分なんかも出てきたりして、結構てこずりました・・・


高気密住宅に新鮮な空気を取り込む給気口。写真は冬用です。高気密住宅である地熱住宅では、隙間がほとんどない密閉された状態なので、常に新鮮な空気を外部から入れてあげる必要があります。

換気システムは『排気(空気を外に捨てる)』のみを行っているので、住宅内は常に負圧(気圧が低い状態)になります。
空気は気圧の高いところから低いところに流れますので、『給気口(きゅうきこう)』さえ設けてやれば自然とそこから新しい空気が室内に入ってくるんです。

ちなみに地熱住宅では各季節を過ごしやすくするために夏と冬で給気口を切り替えます。

写真は南側の床下に取り付けた冬用の給気口です。ここから南側の暖かくて新鮮な空気を取り込みます。
先っぽについている機械は電気シャッターになっていて、夏は自動的にこのシャッターが閉じて、2階の北側にある夏用の給気口から空気を取り込めるようになっています。



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