内部仕上げ工事
こちらをクリックしてランキングアップにご協力下さいモデルハウスの仕上げの追い込みで時間が取れず、更新間隔が空いてしまいました。さて、今回は大詰めの内部仕上げ工事です。壁紙が仕上がってくると急に家らしくなってくるから不思議です。
外回りの工事はほとんど終わり、建物内部では仕上げの工事が進んでいます。
柱の間には壁紙の下地となる『石膏ボード』が張られています。
単純に柱の上にボードを張るだけでいい大壁と違い、真壁造りの家では柱が室内に露出してくるので、柱と石膏ボードの取り合い部分はかなりシビアに仕上げないといけません。
大工さんがどれだけ隙間なくボードを張ってくれているか?、そしてクロス屋さんの技術によって仕上がりが大きく変わってくるところなんです。
小川さんが『シナフラッシュ』の建具を吊り込んで調整しています。
今回のモデルハウスは全て家に合わせた特注の建具を使っています。現場サイドからすれば既製品の建具の方が仕事は数倍楽なんですけどね・・・
既製品の場合は建具に合わせて家を造らないといけないので、寸法や納まりなど結構制限が出てくるんですが、特注建具の場合は本当に好きなことができます。
このあたりが池田住宅が特注建具を多用する所以とも言えそうです。何しろスタッフみんなワガママですからね(笑)
これはトイレの内部の様子。
他の部屋と同じく石膏ボードを張っているんですが、微妙に表面の色が違います。こっちは少し緑っぽい?
実はトイレ・洗面等の直接水の掛かる恐れのある部屋には、通常の石膏ボードではなく『耐水石膏ボード』を使っています。その部分だけ色が違うんですね。
石膏ボードは耐火性もあるし、人体にも悪影響もないし、コストも安くて仕上がりもよい、壁の下地材としてはとても優れた素材なんですが、石膏を固めただけの材料なので大量の水には弱いんです。
ちなみに昔、『耐水ボードって本当に意味があるのか?』と、両方を水に一日漬けておいたことがあるんですが、普通のボードはボロボロに溶けてしまったのに、耐水ボードは水面でプカプカ浮かんでいました。すごい違いがあるんですね・・・
石膏ボードを張る際のビスや継ぎ目をパテで埋めたあと、壁紙を張っていきます。
写真は1階の玄関ホールの階段下部分。すでに壁紙が張られています。
今回のモデルハウスでは何度か使用実績のある、珪藻土を練り込んだ壁紙『珪藻土クロス』を使用しています。
設計からの要望で、杉材とコントラストを出すために純白に近いホワイトを使用しているので、家がかなり明るく感じます。
部分的に照明器具も取り付けられ、いよいよ完成が近づいてきました。
次回はこのモデルハウスのもう一つの特徴である『家具工事』をお知らせしていきます。
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