家づくりイベント情報

逆算してみると１９７６〜８6年（昭和５１〜61年）頃に建てられた家という事になるのですがこの時期は「団塊の世代」の方がちょうど３０〜40代の頃。住宅取得が活発であり、住宅年間着工戸数が１５０万戸をキープしていた時期（ちなみに２００５年度は１２３万戸）です。

またその２年前、１９７４年のオイルショックによって省エネ意識が高まり、それまで一部の住宅にしか採用されなかった「グラスウール」が断熱材として一般化した時期とも重なります。

問題はこの断熱方法。普及し始めたばかりで施工側も知識不足であり「とにかく入れろ」といわんばかりの施工であったことは、解体の際の壁の中を見れば明らかです。

これによって壁の中に「結露」を発生させる家が７００万戸以上も建てられる結果となりました。

←壁体内結露によってカビだらけになった断熱材。（当社が実際にリフォームした物件での写真です）

現在この結露を防止するための方法として一般的なのが「外壁通気」という方式であり、私達も数年前まで採用していました。
ですが、この工法が完全に壁体内結露を止める手段ではないことは施工している人間であれば誰でも知っていますし、私達も長年悩んできたところでした。
結露の完全な対策のためには断熱方法の見直し、そして「コストと手間」が掛かります。
なので皆見てみぬフリをしている、という状況なのです。

「家は３回建てないと満足できない」という言葉がありますが、実際３回も建てられる人なんていません。
皆さんに確実に「満足できる家づくり」を行ってもらうために、私達の行っている「最低７０年持つ木造住宅」の造り方を知って頂き、リフォーム、建て替えを確実に成功させるためのセミナーとなっています。

また「リフォームがいいのか？それとも建て替え？」という判断で困られている方は今の住宅の現状をお聞かせ頂ければ、考えうる最適な方法の御提案もさせて頂きます。
建築業者から見た「家づくりのプロとしての意見」を参考にして頂ければと考えています。
ぜひ御参加下さい。

■■　リフォーム 建て替えセミナー　■■　内容のご紹介

日本の木造住宅が26年の寿命しかない実態。
●なぜ家が腐る？その仕組みとは。

どこまでやると、いくらかかるの？
●リフォームの費用対効果。

家中、何処でも同じ温度の家づくりとは？
●足元からの底冷えを解決するために。

判断に迷う疑問点に直接お答えします。
●リフォームか建て替えか、の判断基準。

お申込受付は終了いたしました。