一番嫌な図面。
打ち合わせ中の物件の配管図面の作成に取り掛かるところです。
この図面が一番ややこしくて、作成に時間がかかるし、また現場への指示が難しい。
以前は各部屋から直接パイプファンで給排気していたため、個別の図面は必要ありませんでした。ですが現在の仕様では建物全体の配管経路について詳細に指示した図面が必要となります。外断熱工法の施工をしてきた経験から、池田住宅では地中熱利用の集中換気システムを標準仕様としています。
まず各部屋からの排気は2階上部のロフト階にとった機械室へ集中、そこからまとめて排気。
例えば1階洋室の排気の場合、天井に取り付けた排気グリルから1階天井上と2階床下の間を伝って、うまく梁をかわしながら機械室にまでΦ100(直径100mm)の配管をつながなくてはなりません。
梁の下に配管を通すために建物全体の高さを上げなければならないケースもあります。
そうなると敷地によっては高さ制限などが絡んでくることもあります。
プラン決定のあと、構造→配管経路→高さ制限→また構造の検討の繰り返し。もともと建築には様々な要素が絡み合ってややこしいものだと思います。そこにたった一つ項目が加わると格段に面倒になってしまいます。
施工に関しても手間が増えます。それでも池田住宅が集中換気システムを選んだのは外断熱工法によって高気密・高断熱化の進んできた、現在の私たちの家づくりにおける、今考えうる最良の方法と考えているからです。
コメント
メリット通信を拝見する度に、近日、お伺いしよう。ブログにもコメントしようと思いはするのですが。。。。
う〜ん、根がマメなたちではないので。。。。
許してください。忘れているわけではないのですが。。。
なんて、年末は2年点検ありがとうございます。
本当は、土日あたりに来ていただければ色々とお話が出来たのにと。。。残念。。。
スタッフも入れ替わりがあったとはいえ、HP/ブログ等拝見していると、やはり池田住宅は池田住宅だ!って感じですね。
我が家も犬が我がもの顔で走り回っていて、当初のきれいなパインはどこに。。。って感じですが。これが、我が家の歴史なんでしょう。
又、覗かせていただきますので、がんばってください。
皆さんによろしく。です。
投稿者 マユパパ : 2007年02月05日 15:49