メリット、デメリット。
先日、コンタクトレンズを買いに行きました。
まず併設の眼科で診察。
名前を呼ばれて診察室に入ると、先生がカルテを片手に、
「前回と同じレンズで問題ないですね。」
『えーっと。問題はないのですが、一度、乱視矯正用のものを試してみたいんです。』
「木場さんの場合、あるかないか程度の微妙な乱視なので通常のタイプで問題ないと思いますよ。」
『いや、そうらしいのですが、それでもやはり少し見づらいような気がして。』
「価格も少し上がりますよ。」
『えっと、いくら位ですか?』
「メーカーにもよりますが1箱6枚3ヶ月分で、だいたい500円〜1000円くらいですね。」
『しょうがないですね。構いません。』
『はい。お願いします。』
「あっ。もう一点。木場さんはお仕事でパソコンは使われますか?」
『はい。毎日。朝から晩まで画面を見てます。(今も!)』
「うーん。厳しいですねえー。それは聞いていなかったので・・・。乱視矯正用レンズの場合、全般に通常のものより厚みがあるんです。レンズが乾燥すると眼球との設置面が少なくなって、逆に見づらくなるケースもあるんです。特に木場さんのようなお仕事の場合。少し気にはなるんですよね。」
『はい。こまめに目薬をするようにします。』
「・・・じゃあ、とりあえずテストレンズを装着しますね。」
『はい。』
ここまで念を押されると、今装着したこのテストレンズが本当に乱視矯正用のレンズなのかも疑わしい。
もしかしたら在庫がないとかそういう理由で乱視矯正用を売りたくないのではないか?とか考えてしまう。
「どうですか?先程と変わりましたか?」
『う〜ん。そうですね。なんとなく見やすい気がします。(不安げに)』
「そうでしょう。木場さんの場合、乱視といっても軽いものですからね。では視力を見てみましょう。(自信ありげに)」
『はい。お願いします。』
(ランドルト環の配列された)
検査表の前に移動してさらに検査用のあのメガネを掛ける。
(コルビジェやジョン・レノン風の丸メガネ)
「一番、右の列。上から順に」
『はい。上。右、斜め右の上。ひっだーりっかな?』
「視力としてはそれほど出てないようですが、どうなさいますか?」
『微妙なラインですが、一度を試してみたいと思います。』
「そうですか。乱視矯正用といっても万能ではありません。質問がしつこすぎたかもしれませんが、デメリットも説明しておかないとメリットだけではないですから・・・。また何か疑問や問題があればすぐにいらしてください。お疲れ様でした。」
使い捨てコンタクトレンズならまだしも、住宅取得は一生に一度あるか。
外断熱による地熱住宅を施工している池田住宅としても、
やはりメリット、デメリットを正しくお客様に伝える努力を続けていくことが大事なんだと改めて思いました。