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配筋検査&コンクリート打設

井元
先日、南野の現場で配筋検査コンクリート打設がありました。
ちょうど、お仕事がお休みということで、施主様が見学に来られました。(いつも、飲み物をさしいれして頂き、感謝です。)

まず、10時から配筋検査でした。

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 主筋のピッチを計測して写真を取っています。

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 ベース筋のピッチを計測して写真を取っています。事前にチェックして悪いところは手直ししてい るのですが、何故か?毎回ドキドキしています・・・。

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 試験内容は、スランプ(簡単にいうとコンクリートのやわらかさです。)空気量塩分量圧縮強度試験です。

 
メーターがついているものが空気量をはかる機械です。基準値は4.5%で許容値は±1.5%です。なので、3%〜6%が合格になります。

右から2番目のコンクリートがスランプを測っているものです。スランプの許容値は±2.5cmです。スランプ15cmで注文していますので、12.5cm〜17.5cmが合格になります。

右端の緑色の入れ物が、塩分量を測っているところです。塩分量の基準値は0.3kg/㎥以下です。これ以上になると不合格です。

1番左端の筒に入っているコンクリートが圧縮強度試験用のテストピースと言われるものです。これは、後日に破壊試験をして設計基準強度を満たしているかを試験します。

圧縮強度試験を除き、3つの試験が全て合格すれば、コンクリートを打設することが出来ます。
1つでも不合格ならば、残念ながら工事は中止になり、後日、再試験ということになります。

なので、試験中は基礎やさん、ポンプやさん、コンクリートやさん、みんながドキドキしながら注目しています。

あと、圧縮強度試験は、7日後と28日後に破壊試験をします。主になるのは28日後の試験で、この時点で、設計基準強度を満たす必要があります。

少し、あれっ?って思いませんか?

28日後といえば、もうすでに上棟工事も終わっているころです。
ということは、もし、強度不足だったら・・・?  ・・・後の祭りですよね・・・?

ですから、打設前の検査がとても重要になる、ということになります。

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 幸い、コンクリート試験も合格しましたので、予定通り、工事を進めることが出来ました。
 

当日はすごく暑くて大変でしたが、ほっと一安心です。
施主様、職人さん、ほんとお疲れ様でした!

僕は、真っ黒に日焼けしてしまいました。

まだ、5月なんですが・・・・・・。


 




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