思考錯誤?
先日の7月22日(日)に、1級建築士の学科試験がありました。
去年は、A建築士の事件の影響なのか例年と比べかなり難しかったのですが、今年も去年並か、それ以上に難しかったです・・・。
建築士試験も建築基準法改正もそうなのですが、国は建築業界のレベルアップのために、思考錯誤しているようです。
ですが、それ以上に建築業界の人は思考錯誤している状況です。
建築基準法改正の影響で、未だに建築確認が降りない日が続いています。
先日、来月に着工する住宅の構造計算を依頼している設計士と打合わせしたのですが、未だに完全に仕事がストップしている状態だそうです・・・。
いったいどうなっているのでしょうか・・・・・・?
それと、一つ危惧することがあります・・・。
着工予定日が大幅に遅れてしまうので、引渡し日に間に合わそうと工期を短縮するような業者が出てきてしまわないか?ということです。
欠陥住宅をなくすための、法改正のはずなのに、逆に無理な工程で工事を進めてしまって欠陥に繋がるんじゃないかと思うのです・・・。
ですから、これから家造りをしようとしている人は、余裕のある工期(適正工期)を心がける必要があると思います。
新しい建築基準法が浸透して、スムーズな仕事が行われるようになるまで、かなり時間がかかると思いますが、レベルアップを信じて、試行錯誤?していこうと思っています!