焼き付き。
すでに聴力の弱くなったベートーヴェンが、
自作の交響曲、初演のあと、
オーケストラに促されてようやく気付きます。拍手と歓声に・・・
その光景、
指揮台から振り向くベートーヴェンは、
ボサボサ頭のベートーヴェン。
音楽室のあのベートーヴェン。
”刷り込み”と言うやつでしょうか?
映像としての記憶、これからはなかなか逃れられません。
(もしかしたら記憶っていうのは映像のこと?それはさておき、)
ベートーヴェン、とこうやって書く(読む)だけで、
あたまの中にはもうあの顔・・・・
先日、
ライプツィヒの博物館「バッハ・ハウス」が
バッハのものと思われる頭蓋骨からの、
コンピュータによる肖像画の復元をイギリスの大学に依頼したそうです。
(参照先:asahi.com)
あのバッハとは少し印象が違います。
老練なプロレスラーか、
京漬物と大物のマグロやカジキなんかのトローリングでも
有名なあの俳優さんにも見えてきます。
今月、演奏会に行く予定があります。
バッハの宗教曲、
肝心なとこでそんなイメージが浮かばないことを、
願います。