総稽古。
指揮者のドキュメンタリー番組を観ました。
好き嫌いの割れる演奏家かもしれません、みんな名前知ってるから色々言いやすいし、耳に入ってきます。
生で聴いたことないし、技術的なこともよくわかりませんが格好のいい人だなあと思います。だからそういうとこが嫌なんだ、との声も聞かれそう。団員によるとオーケストラにも規律を求め、自分にも人にも厳しかった、なんてのも定評。ストイックって響き、馬鹿にしてんのか憧れなんかわかりません。けれど厳しさがこっちに向いた途端、ただのわがまま、気難しさの押し付け。でも人に厳しくするのってそんなに簡単かなあ、といっつも思います。だって、これこれを何時々々までにやっておいてね!とか人に言っといて、自分が相応のことをこなしてないと、お前、なんやねん!って言われます。そうならないための、自分の分の避難経路。そりゃあ、仲が良いほうがいいけれど、この仲良しってのもなかなかの曲者(!)。注意し合えるのがほんとの友達ですよ、なんてよく言われました。それはさておき、そのことが全体の音として、仕事として活きてくるのであれば分かるけど、あるいは趣味で、楽しみのためだけに、音楽をやっているのであればそれはそれだけで十二分に良いけれど。