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『杉材を使った2世帯住宅』上棟工事

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『杉材を使った2世帯住宅』上棟工事
今週より兵庫県伊丹市『杉材を使った2世帯住宅』の上棟工事が始まりました。
僕も現場に行って写真を撮ってきましたので、工事の模様とともにご紹介します!

大工工事って、基本的には1〜2人で行っていくんですが、上棟工事の日だけは応援の大工さんをお願いして、5.6人で作業します。上棟前日に基礎の上に敷かれた『土台(どだい)』の上に1階の柱を建てていきます。

レッカー車で吊上げながら、柱の上に2階の梁(はり)を載せていきます。

『杉材を使った2世帯住宅』上棟工事
2階の床下地には、厚み2.8センチの『構造用合板(こうぞうようごうはん)』を床梁に密着させて張ります。
これは『剛床(ごうしょう)』といって、床面で剛性を取り、建物に対する水平力に抵抗してくれるんです。

奥に積んであるのが勾配天井に使う『30ミリ厚の無垢杉材』です。

『杉材を使った2世帯住宅』上棟工事
2階の柱を建て、小屋梁を掛けたら、その上に105×105の『垂木(たるき)』を91センチ間隔で斜めに掛けていきます。
垂木は梁に『ラグスクリュー』というでっかいビスでしっかり留めていきます。
こんな高くて危ないところも大工さんはスイスイ歩いています。僕はへっぴり腰・・・

『杉材を使った2世帯住宅』上棟工事
垂木を掛け終わったら、その上に先ほどの『30ミリ厚の無垢杉材』を横向きに張っていくんです。
これがそのまま室内の天井仕上げになるわけですね。
この上に外断熱用の断熱材が張られていきます。

『杉材を使った2世帯住宅』上棟工事
雲行きが怪しくなってきたので今日はここまで。木造住宅は雨が一番の敵なので、やりすぎってくらいにシートで
ぐるぐる巻きにします。
シート張りってとっても大変なんですけど、屋根と外壁工事が終わるまでの間は、
欠かせない作業なんです。


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June 1, 2005 10:23 AM

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