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地熱住宅 気密測定その1〜そもそも気密住宅って?〜


こんにちは、酒匂です。
11月7日に、玉川住宅総合研究所さんにお願いして、地熱住宅の『気密測定』を行いました。今回は、その模様を酒匂がみなさんにお伝えします。「地熱って何…?」と、ちんぷんかんぷんだったわたしですが先日の地熱住宅構造見学会をきっかけに勉強しました。できるだけ分かりやすく説明したいと思います!

10時ごろに現場に行くと、既に準備が始まっていて何だかものものしい機械が並んでいました。よく分からないけど、何か凄そうです!
気密測定機器全体
←よく分からないながらも、
 何だか凄そうな機械たち。
 一体どういう仕組みになっているのか?

それでは気密測定の模様をお伝えする前に、気密住宅って何なのか?という基本的なところから説明したいと思います。

*『高気密住宅とは?』

住宅が外部と接している部分(壁・窓・屋根)には必ず隙間があります。
気密住宅とは、隙間を減らした住宅のことを指します。それをさらに徹底して減らした住宅が高気密住宅です。
地熱住宅では高気密であることが必須条件なのです。

*『なぜ地熱住宅では高気密でないといけないのか?』
地熱住宅では、第3種換気という換気方法をとっているため、『気密』がしっかりできているかどうかがとても重要になっています。換気には給気と排気がありますが、第3種換気では『排気』のみ機械で行います。そのため気密をしっかりしていないと、うまく給気ができなくなるのです。
なぜかというと、第3種換気は空気圧が常に一定を保とうする力を利用しているからです。
機械で排気すると、屋内の空気圧が下がります。すると、それを補うために外部から空気が入ってこようとします。この力を利用して給気を行っているわけです。ですが穴のあいたストローが役に立たないように、住宅に隙間が多いと排気しても隙間から空気が入ってくるために計画された換気ができない状態になってしまいます。ですので、地熱住宅にとっては高気密であるかどうかが大変重要なのです。

*『気密測定とは?』
ファン気密測定装置には大きなファンが入っていて、これで屋内の空気を外に出します。
密閉された空間から、空気を吸い出していくと気圧が下がります。布団圧縮パックのようなものですね。布団圧縮パックの掃除機吸出し口が、写真に写っている穴だと思ってください。もし、布団圧縮パックに穴があいていたら?掃除機で吸っても吸っても、ぺちゃんこに出来ません。それと同じで、この住宅に隙間が多ければ、ファンで空気を吸い出しても気圧が下がらないことになります。

つまり、ファンで空気を外に出したときに屋内の気圧が簡単に下がれば『気密住宅』として合格ということになります。それを測定するのがこの↓機械です。
測定機械

通気量(屋内の空気をどれだけ外に出したか?)と屋内気圧、屋外気圧を測定します。気密測定で最終的に算出するのはC値というものです。

*『C値とは?』
C値とは隙間相当面積のことで、床面積1崚たりにどれだけの隙間があるのかを表した数値です。(単位:c/屐

例えば、「C値=5.0」の述べ床面積100屬僚斬陲任蓮

5.0c/屐100屐500c

つまり、住宅全体で500c屐別22cm角)の隙間があるという計算になります。

このC値が5.0以下である住宅を『気密住宅』であると住宅金融公庫では定めています。ですが地熱住宅ではC値1.0以下を基準としています。さらに地熱住宅のパイオニアである玉川建設さんにおいては、今までの実績として0.4〜0.7という値が出ているということでした。


さて、次はいよいよ測定風景と測定結果をご報告します!
続きを読む→地熱住宅 気密測定その2 〜いよいよ測定!〜



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