バリアフリーリフォーム
昨日、IH体験会を行いました。
詳しくは、イベントレポートを読んでいただきたいんですが・・・
参加者の最高齢は86才の男性!!
奥さん(79才)に、内容を知らされずに引っ張られて来られたようで、
キョトンとした様子で、「今日は何の会ですか?」とたずねてらっしゃるのが、
失礼なんですが、“とても可愛らしい”方でした。
前回もそうでしたが、IH体験会は、参加者の平均年齢が高くなります。
導入の理由も、若い方の「便利そう」「お掃除、楽そう」はもちろんですが、
「安全だから」がダントツになります。
「最近、ガスかけてるの、よく忘れるんよ!!」とか、
「これから、火事だけは出さんようにせんとね。」と口々におっしゃいます。
昨年、私の実家(父74才、母69才)もIHに替えました。
瀬戸内の小さな島に住んでいて、プロパンガスエリアなので、
遠く離れて暮らす私達子供も、火事が一番心配でした。
余談ですが、
私はまだ40代、でも最近細かな文字がしんどくなってきています。
設計の木場君は、まだ20代。
彼が図面に書き込んでいる文字が小さい!!
もちろん、細かな指示が多いのは分っているんですが、
思わず 「おばさんにやさしくないよねー」と、“そっと”つぶやいています。
最近“なるほど”と思い当たったのが、
4月1日(日)に予定している『定年前リフォーム』セミナーに
講師をお願いした溝口千恵子氏の著書にあった、
「50才からは、人生の勘定の仕方が足し算から引き算に変るんです。」
20才の時は30才になったらこうしよう! 30才の時も40才になったらこうしよう!
でも、50才を過ぎると
あと何年これが出来るかな? 後何年この状況で生きられるかな? などと・・・。
目をそらしたい気持ちもありますが、やはり現実で、必ずやって来るんですよね・・・。
IH体験会に参加されていた皆さんも、
「気持ちはまだまだ、でも出来なくなることに対して用意しておこう。」と、
老いと積極的に付き合っていく姿勢を感じました。
見習いたい姿勢です。
私自身、とても楽しみにしている、次回のバリアフリーリフォームセミナー、
まだお席に若干の余裕があります。
もし、ご興味がありましたら、ぜひご参加ください。
お申し込みはこちらです。
『定年前リフォーム』セミナー