"フェロモン”作戦
つい先日、新聞で
『シロアリの卵のフェロモンを特定した』
という記事を見ました。
『シロアリの働きアリは、女王アリが産んだ卵を巣の奥の部屋に運び込み、毎日なめて乾燥や病気の感染から守っている。シロアリは目が見えず、運搬の際には卵に触れて形を調べるほか、卵から出るフェロモンを感知して卵を認識しているとみて、ヤマトシロアリの卵を使い実験した。』とありました。
又、『卵に似せた容器に殺虫剤を閉じ込め、このフェロモンを塗ると、働きアリが巣に運び、効果的にシロアリが駆除できるとして、数年後の実用化を目指している。』ともありました。
ゴキブリ駆除材のように、「エサと思って食べたのが、毒だった。」はともかく、
「お仕事として、なめてケアしていたら、毒が出てきた。」はちょっと哀れな気がしますが・・・。
ご相談にみえるお客さんも、皆さん、口を揃えてシロアリの怖さとそれに対する対策を訊かれます。
昨年から “床下の基礎部分と土台や構造材に、墨を塗る”シロアリ対策をしていますが、
なんと言っても一番大事なのは、除湿です。
床下に湿気を溜め込まないことが、何よりです。
と、熱心に新聞記事を読んでいたら、隣から設計の木場が
「横山さん、どっかの製薬会社から、二日酔いによく効く薬が出るって新聞に出てましたよ。」
ほら、と見せてくれると
『二日酔いの原因物質(アセトアルデヒド)に直接働きかけて代謝・解毒を早め二日酔いを治療します。』なるほど・・・。
・・・って、「シロアリの研究より、二日酔いの研究しろ」って事?
「ご親切にありがとう。木場君」 (苦笑)