温湿度計を取付けました。
「あっ、お疲れ様です。えっ?今日、床下点検って言ってませんでした?」
「うん、そうやで?なんで?」
「なんか、さっぱりしてません?着替えてきたんですか?」
「いや、そのままやで、さっき終わったとこ。 点検とあと、 あの”おんどとり”っていうやつ。
あれ、お客さんに無理言って付けさせてもらってるやんか?※前回記事を参照。
地熱住宅のデータ計測用の、あの温度と湿度を計るやつ、あれのデータ取らなあかんかったし。
あれ床下にも置いてるから。」
「あっ、そうなんですか。てっきりリフォームの現況調査やと思ってたから、
この天気で潜ったら、汗ベタベタで帰って来るんやろうなあ、と思って。」
「いやいや今日は○○さんのとこの地熱住宅やったから。
あそこもう何年よ?冬3回?まるまる2回冬越してるやろ?
床下ひんやりしてた。快適やったわ、ゆっくりできるで。」
「いやぁ、そりゃあ外断熱やし、床下も室内っていうのはそうかもしれないですけど、
出てけえへんと思ったら、そのままぐっすり・・・とかやめてくださいよ。」
「そやなあ、でもほんまやで!」
「あっ、そうそう、ぐっすりって、Good Sleepから来てるっていう説があるらしいですよ。
知ってました?嘘かホンマかは知りませんけど・・・」
「ふーん。まあ、それは今はとりあえずいいけどなあ・・・」
「でっ?データの回収っていうか、それは出来たんですか?」
「うん、そうそう、そうやねん。これなかなかええで、分かりやすい。こないだ○○さんも言ってた。
地熱住宅だけじゃなくて高気密住宅のデメリットのひとつに、
室内に入った湿気が出ていかない、っていうのがあるやろ?
だからお客さんには、春とか秋以外はなるだけ窓開けないで、ってお願いしてるわけやろ?
でも湿気なんか見えへんもんなあ?
見えへんもんがほんまに室内に入ってんの?ってそう思うわなあ?俺だって思うと思うわ。
それで窓の近くにも一個置いてんねんけど、
例えば雨降ってきて洗濯物、取り込むときに窓開けるやんかあ?
そんなら、当たり前やねんけど、湿度の表示が上がるやろ?80とか90とか100%とか?
それ見ると、あっ!湿気入ってくる、早く閉めなっ!って思うねんて。
あと温湿度計の数値見ながら思うのは、温度(おんど)もそうやけど、やっぱり湿気やって言ってた。
湿度(しつど)が低いと、いくらニュースで最高気温です、とか言ってても、そんなに気にならへんねんて。
事務所にも一個だけ置いてるやろ、あれ見てても確かにそうやもんなあ。」