池田住宅建設TOP >  設計部のブログ >  家づくり専門用語辞典 >  『垂木(たるき)』


『垂木(たるき)』

こちらをクリックしてランキングアップにご協力下さい!

棟木と母屋
『垂木(たるき)』棟木や母屋軒桁の上に斜めに掛けられる斜材で、屋根仕上げを支える役目を持っています。

通常は4.5cm×6cm、もしくは4.5cm×7.5cmの材料を30cm間隔で使うのが一般
的で、材料にはベイマツなどの曲げに強い材料が使われます。


ちなみに小屋裏を仕上げとしてみせる『表し仕上げ』にする場合は、この垂木の下側に斜めに天井を張って隠してしまう方法と、垂木までも化粧材として見せてしまう方法があります。

池田住宅の場合は後者の方法を採用していて、垂木には梁と同じ材料で、大きさは10.5cm角、もしくは12cm角の材料を90cm間隔で使っています。

こうする事で、仕上げ材を張る工程を一つ削減しながら、勾配天井の開放感を確保できるというメリットがあります。


写真は軒桁と母屋の間に90cm間隔に掛けられた垂木。垂木には表面仕上げをした10.5cm角の化粧材を使い、その上に3cm厚の無垢の杉材を張って、それがそのまま部屋の天井仕上げになるようにしています。


こちらをクリックしてランキングご協力お願いします!

July 7, 2005 7:00 AM

HOME